About Ground Improvement
地盤改良について
建物を建てる前に、地盤を調べて、必要なら直す。なぜ必要で、どんな工法があり、何で費用が決まるのか。はじめての方に向けて整理しました。
地盤改良とは
軟弱な地盤の上にそのまま建物を建てると、建物の重さで地盤が不均一に沈む「不同沈下」が起きることがあります。壁のひび割れ、建具の不具合、傾きの原因になり、後から直すのは非常に高くつきます。地盤改良は、建物を建てる前に地盤を強くして、この沈下を防ぐ工事です。
工法の違い
| 工法 | 対応深度 | 向いている地盤・特徴 | 費用感 |
|---|---|---|---|
| 表層改良 | 地表から約2mまで | 浅い層に軟弱地盤がある場合。固化材と土を撹拌して固める | 比較的安価 |
| 柱状改良 | 約2〜8m | 軟弱層がやや深い場合。セメント系固化材で柱状の改良体を造る | 中程度 |
| 鋼管杭 | 8m以上 | 支持層が深い場合。鋼管を支持層まで打ち込む | 高め |
当社は表層改良・柱状改良のほか、鋼管杭の施工にも対応しています。工法は地盤条件・敷地条件から選定します。
工法の選定について
地盤改良の工法は、メーカーや工法協会が開発したものが数多くあります。風元土木は施工を担う立場として、メーカーさま・元請さまと協力しながら、地盤条件・建物の規模・敷地条件に合う工法をご提案し、施工します。
「持っている機械に合わせる」のではなく、現場に合わせて選ぶ。どの工法が適しているか分からない段階からでも、ご相談を承ります。
費用が決まる要素
- 01改良体の径・長さ・本数(建物の規模と地盤の状態で決まります)
- 02固化材の添加量(土質によって変わります。室内配合試験で確認します)
- 03敷地条件・搬入経路(重機が入れるか、材料を置く場所があるか)
- 04残土処分の有無(柱状改良では改良体の分だけ土が出ます)
- 05施工時期・工期(繁忙期や短工期は費用に影響します)
調査から施工までの流れ
STEP 1
地盤調査
SWS試験など。報告書をお持ちならそこから
STEP 2
仕様検討・見積
調査結果から必要十分な工法・仕様を提案
STEP 3
施工
住宅規模で1〜3日が目安
STEP 4
報告書提出
施工記録と写真をまとめてお渡し
よくあるご質問
地盤改良は必ず必要ですか?+
地盤調査の結果次第です。良好な地盤であれば不要ですし、必要な場合も工法の選択肢があります。調査結果を拝見してからご判断をお手伝いします。
地盤調査はどこに頼めばいいですか?+
住宅であればスウェーデン式サウンディング試験(SWS)が一般的で、当社でも手配できます。既に報告書をお持ちなら、それをもとに検討します。
見積りに費用はかかりますか?+
かかりません。調査報告書と図面をお送りいただければ、概算をお出しします。
工期はどのくらいですか?+
住宅規模の柱状改良で1〜3日程度が目安です。敷地条件や本数によって変わります。
近隣への影響はありますか?+
重機の稼働音と、改良機の搬入出があります。事前に近隣へのご挨拶を行い、作業時間にも配慮します。
施工後に書類はもらえますか?+
施工報告書(改良体ごとの施工記録・写真)をお渡しします。住宅性能保証や地盤保証の申請にもそのまま使えます。
元請ではなく施主でも直接頼めますか?+
承ります。工務店さま・ハウスメーカーさま経由でも、施主さまから直接でも構いません。
対応エリアは?+
九州全域です。大分事務所・福岡支部から現場へ向かいます。
Membership
一般社団法人サステナブル地盤再利用協会(UPG)会員
地盤を使い捨ての材料ではなく、再利用できる社会基盤として扱う。UPGはその考え方のもとで、 地盤改良の技術・設計・記録・教育・保証を共通の基準にしていく取り組みです。風元土木も会員として参加しています。
調査の結果と施工の履歴を残しておくことは、その土地を次に使う人のためになります。 私たちが施工報告書を必ずお渡ししているのも、同じ考えからです。
